融資審査で銀行が見ていること
銀行が融資審査で確認するのは、大きく分けて「返せるかどうか」と「信頼できるかどうか」の2点です。
この2点を数字で説明できるかどうかが、審査通過の分かれ目になります。
確認すべき5つのポイント
1. 債務償還年数
借入残高を年間のキャッシュフロー(簡易的には「経常利益 + 減価償却費」)で割った年数です。 一般的に10年以内が目安とされています。
2. 自己資本比率
総資産に占める自己資本の割合。 業種によって異なりますが、20〜30%以上あると安心感を与えられます。
3. 直近3期の業績トレンド
単年度の数字だけでなく、3期分のトレンドを見られます。 右肩上がりか、V字回復中かを説明できると印象が変わります。
4. 資金の使途と回収計画
何に使って、いつ回収できるのかを説明できるかどうか。 「設備投資して、何年で回収できるか」を数字で示せるかが重要です。
5. 経営者の説明力
数字を「読んでいる」経営者かどうかを、銀行担当者は会話の中で確認しています。 試算表を渡すだけでなく、自分の言葉で説明できる準備をしておくことが大切です。
事前に整理しておくこと
- 直近3期分の決算書(コピー可)
- 直近の試算表
- 借入の一覧(残高・返済額・金利)
- 資金使途の説明資料(簡単なメモでも可)
まとめ
融資審査は「準備した人が通る」側面が強い。 銀行に聞かれてから慌てるのではなく、事前に数字を整理しておくことが最大の対策です。